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『子どもたちの生きる力を育む地域の輪−完全学校週5日制と学校解放事業(H15.3)』
2002年3月から始まった「完全学校週5日制」。この制度を受け、筑後市の筑後小学校(横山哲郎校長、421人)はモデル校として「学校開放事業」を実施しています。筑後小学校では、月に2回、第1・3土曜日の午前8時40分から午前11時50分の間学校を開放し、さまざまな活動を実施しています。参加料は、材料費などが必要になるもの以外は原則として無料で、開放日であれば自由に参加できます。現在は、同校の自動とその保護者・家族のみが対象ですが、今後状況を見ながら拡大していく方針です。
この事業は、同校区の青少年健全育成校区民会議と、同会議に所属する団体員により運営されており、実際の活動はボランティアの方々により行われています。具体的な活動内容としては、これまでパソコン教室やお茶教室、図書館でのパネルシアター上演、図書の読み聞かせなどが実施されました。活動に参加した子供たちはみな楽しそうで、普段の授業では体験できない事柄を学ぶ場として、また、地域の人々とのふれあいの場として、この「学校開放事業」は重要なものだと思われます。
市ではこの事業をさらに拡大、充実させていきたいと考えています。そのためには学校施設の管理体制や衛生管理、地域の協力体制などを整えていくことが今後の大きな課題です。学校を開放した場合、安全対策をどうしていくのか、また、料理教室などを開催する場合の衛生面はどのようにしていくのかなどについて今後検討していく必要があります。同様に、現在はボランティアとして協力してくださっている方々のおかげでさまざまな活動が実施されていますが、事業を拡大したときに人材の確保をどうするのかに関しても、地域の方々や諸団体などと話し合いを行っていくことは必須だと思われます。
いくつかの課題はあるものの、授業では教わらないことを体験したり、地域の人々と触れ合うことは、子供たちの生きる力を育んでいくためには欠かせないことです。子供たちを取り巻く環境は、今少しずつ変わろうとしています。学校を拠点として、地域に住む人々が集まり、その持てる「教育力」を高めあい、子供に与えていくことが、これからの魅力あるまちづくりにつながっていくのだと思います。
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